潜在意識に言葉を届ければ成約率が4倍になる

らくらく営業

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”urokiki_egao.jpg” name=”ウロキキ”]今回は少しスピリチュアルなお話です[/speech_bubble]

潜在意識が結果を決定する

「思考は現実化する」はビジネスの世界では常識となっています。

潜在意識が、ものごとのあらゆる結果に大きく影響していることは科学的にも経験的にも実証されています。

「アファメーション」や「引き寄せ」といった潜在意識に働きかける方法が多くのビジネス書やセミナーで紹介さているのでご存知の方も多いと思います。

一説では意識の98%が潜在意識で占められており、顕在意識は残りの2%程度とも言われています。


しかしスピリチュアルなノウハウにはちょっと抵抗を感じるという人は少なくないでしょう。

何となくオカルトや宗教的なイメージを持ってしまいますよね。 「信じれば救われる」とか「神の奇跡」とかを連想してしまってにわかには信んじられません。

真実は全くの逆で、潜在意識に働きかけることで得られる効果を宗教やオカルト団体が巧みに利用しているのです。

宗教の場合は信者が正しく潜在意識を利用出来るように導くのですが、オカルト団体に利用された場合は破滅的な結果をもたらします。

それ程に威力がある潜在意識です。上手く利用できれば最強の営業ノウハウになることは明らかです。

営業で潜在意識を利用する方法

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”urokiki_egao.jpg” name=”ウロキキ”]ではどうすれば営業で潜在意識を利用することができるのでしょうか。[/speech_bubble]

潜在意識を利用するには顕在意識からアファメーションという自己暗示の手法で働きかけます。

ここで登場するのは2つの潜在意識です。 一つめは営業マン自身の潜在意識。そして二つめはお客様の潜在意識です。

1.営業マン自身の潜在意識を利用する

営業マンが商談成立をイメージすると潜在意識はそれを現実にしようと自動的に働きはじめます。逆に少しでも不成約(失敗)をイメージすると潜在意識はそれを現実にしようと働きはじめてしまいます。

潜在意識には善悪や是非の判断はできません。イメージしたことをそのまま無批判に受け取ります。 ですから営業マンは成約(成功)してしまっていることだけをイメージする必要があります。

ここで「してしまっている」と既に実現している形で表現していることがとても重要です。

潜在意識に時制はありません。時制は顕在意識にのみ存在します。 もし「成約したい」とか「成約する」と未来の形で表現すると「今は成約していない」ということになってしまうのです。

ですからアファメーションでは必ず現在形か完了形もしくは過去形で表現するようにします。

アファメーションの作成ではこれ以外にも次の4点を守るようにしてください。

  • 主語は必ず一人称(私)にする
  • 「しない」とか「やめる」などの否定的表現は避ける
  • 営業が成功した時の心情や感情を加える
  • 営業方法やプロセスなどは一切考えずに達成された状況だけを表現する

【アファメーションの例】

  • 「私は○○様が新車の購入を喜んでおられる姿を見てとても満足しています」
  • 「私は□□様が購入された新築物件を担当できたことを何より嬉しく感じています」
  • 「私が企画提案した新入社員研修を△△人材開発部長に絶賛していただけました。とても感激しています」
  • 「私は新製品の◇◇を発売からたった1ヶ月で100台販売することができてとても嬉しい」

アファメーションのタイミング

アファメーションが最も潜在意識に届くのはウトウトしている時です。

顕在意識のレベルが下がり潜在意識が露出しやすいからと言われています。

夜眠りにつく前と朝目覚めた瞬間に録音したアファメーションを10分程度ボーッと聞き流すようにしてください。

2.お客様の潜在意識に働きかける

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”urokiki_egao.jpg” name=”ウロキキ”]お客様が自分で「○○を購入してとても満足だ」とアファメーションしてくれればイイのですが・・・[/speech_bubble]

昭和の中頃に「お客様は神様です」という言葉が流行りました。

実は神様へのお願いもアファメーションと同じく現在、完了、過去形で表現しなければいけません。 よくある「試験に受かりますように」「恋人ができますように」は「今はそうではない」ということになり逆効果になってしまいます。

神様には結果が約束されたことに対してお礼を申し上げるつもりで「試験に合格しています。ありがとうございます」「素敵な恋人がいます。ありがとうございます」と伝えましょう。

勘のいい人なら「神様って・・・潜在意識なの?」と思われたのではないでしょうか。 それが正しいかどうかの判断はここでは避けますが、お客様(神様)の潜在意識に届ける言葉ということで理解してください。 少しわかりにくいでしょうか?


ではこれを営業に当てはめてみましょう。

「お客様はその商品の購入を内心で決めておられる」と感じてください。(営業マンに都合の良い勘違いで構いません)そのことに感謝していることを伝えることでお客様の潜在意識に入り込みます。

具体的には、お客様から肯定的な反応(発言、表情、態度)があれば「ありがとうございます」と感謝を伝えてください。

「ありがとうございます」を繰り返すことでお客様の潜在意識に商品への肯定が蓄積されます。 6回以上「ありがとうございます」が伝えられれば、お客様の潜在意識の中で購入が確定されます。(お客様が既に6回も肯定しているということです)

お客様から少しでも購買決定に近付いたと取れる言葉が出たときは、すかさず「ありがとうございます。私も嬉しいです」と感情の伝わる言葉を使ってください。 感情を加えることで潜在意識へのアピールが高まります。

自分へのアファメーションとは違ってお客様がウトウトしている時にささやくことはできませんが大丈夫です。 占い師から受けた暗示が実現するように営業マンからの暗示がお客様の潜在意識に浸透します。

潜在意識が大きな現実を引き寄せます

タイトルでは「4倍」と控えめに表現しましたが潜在意識を利用すればもっと大きな結果が期待できます。 例えば「私は年間売上目標を半年で達成したことをとても誇りに感じています」なども良いでしょう。 全くのノープランで構いません。達成方法は潜在意識が自動的に引き寄せてくれます。

潜在意識やアファメーションについて興味を持たれた方は一度ご自分で調べてみられることをお薦めします。 偏ることなく多面的かつ多角的に理解を深めることが必要です。

インターネットで検索すると潜在意識開発セミナーやノウハウ商法などの勧誘ブログやYouTubeがいっぱい出てきます。「正しくアファメーションするには優秀なメンターが必要」などの勧誘が多数ありますが安易に乗らないようにご注意ください。自分で正しい知識を学ぶことは難しくはありません。書籍を購入する以上の費用も必要ありません。

ウロキキがお薦めする書籍

  • 『ブレイン・プログラミング』 著:アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ 訳:市中芳江
  • 『マーフィー眠りながら成功する (上下)』 著:J.マーフィー 訳:大島 淳一
  • 『7つの習慣』 著:スティーブン・R・コヴィー 訳:ジェームス・スキナー/川西茂

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